表面の宛名部分は、従前のままです。
伊勢佐木町賑座前

元町二丁目上方屋絵葉書店前 前回下向きバージョンで見ましたね。

この後、宛名面の上部の記載が「きかは便郵」からトンボヤ独自の文字に変わります。

1909年9月頃、宛名面の「UNION POSTALE UNIVERSELLE.」の文字が消え、フランス語、英語、ドイツ語 、イタリア語、ロシア語で葉書を意味する言葉に変わります。

明治の終わりから大正初期頃、絵葉書面の横浜を表すと思われるアルファベットの文字が大文字から小文字に変わります。
1911年開設の市電専用トンネル(元町停留所と麦田町停留所間)

表の宛名面

その後、1918年(大正7年)4月、宛名面の通信欄の仕切り線が二分の一になります。
1917年(大正6年)完成の新港埠頭

表の宛名面

今回取り上げた期間の中にも、数回のマイナーチェンジがありますので、一覧で見ます。


次回は、トンボヤの最終回です。